危険物乙4の勉強方法

危険物乙4の勉強方法

ガソリンスタンド

危険物取扱者の試験は、出題傾向とよく出る問題を意識して押さえておくことで、あなたの合格できる割合を大幅に上げることが可能です。
出題される試験問題は基本的に過去問題が何度も使い回されて出題される事が多く、ここから出題傾向を掴むことができます。

各種試験は、試験科目ごとに60%以上正解していれば合格できる試験です。
出題傾向さえ押さえてしまえば、勉強法を間違えなければ誰にでも合格できる試験です。

乙種の中でも第4類はガソリンを扱うことができるなど業務に直結しており、受験者数が多い人気の資格ですが、乙4の合格率は、35~40%と低めです。受験生の中には、しっかり勉強せずに受験している人がいることが考えられます。
また、受験資格が問われず、他の試験を受けるための足がかりとなる資格でもあるため、母数である受験者数が多くなっています。合格率が低いのはそういった理由もあります。

また、合格するには、すべての科目で60%以上の問題に正解しなければなりません。合格基準を満たすには、どの科目もまんべんなく勉強する必要があります。ただし、あくまでも科目毎に最低60%は正解しないといけないということですので、気負いすることなく勉強を進めましょう。全問正解を目指すよりは、確実に正解できる問題を増やしていったほうが効率的に合格できます。

試験勉強

効率的な勉強の順序としては、物理や化学の基礎から初めて、ある程度理解できてから法令の勉強をするといいでしょう。理数系が苦手な人は、間違った問題を何度も理解できるまで解き直せば、苦手な部分もクリアすることができます
また、乙4の試験では、解答するにあたって暗記が必要な問題が約6割もあります。スムーズに暗記するには、語呂合わせなど覚え方を工夫すると効率的です。

講習会が終わった時点で全てを覚えていることは難しいので、講習会後は過去問を何度も解き、都度テキストに返って講習を思い出しながら確認していきましょう。
勉強に使う教材は、講習で使ったテキストと過去問題だけで勉強しましょう

過去問題のうち分からない問題は、答えを調べながらでもよいので少しずつでも前へ進めていったほうが効率的です。
危険物乙4の過去問題集を解く勉強方法に必要なのは、解ける問題を解くのではなく解けない問題を少しでも解けるようにすることです。

もし問題を解けるレベルでなくても、一通り解説に目を通したら練習問題を解いてみましょう。わからない問題や間違った問題がはっきりしてくるので、その問題の解説を理解できるまで読むことが重要です。

各科目でこの手順を3回ほどくり返すと、解説を理解できる問題が解けるようになり、正解率が徐々に上がります。
8割以上の点数がコンスタントに取れるようになったら、間違える問題を重点的に対策すると効率のよい勉強ができます

各分野別の勉強法

法令

法令の分野では、暗記が必要な法令問題のほか、計算問題が数問出題されます。計算問題は過去問題を何問か解けば答えられるようになります。確実に正解できるようにしましょう。

物理・化学

物理・化学では、物理学・化学・燃焼理論が出題されます。苦手な人でもテキストと過去問題を何回か繰り返すことで知識をつけることができます。

危険物の性質と火災予防・消化方法

危険物の性質と火災予防・消火方法では、消火方法の知識に加え、危険物第1類から第6類までの特徴を覚えておくことが必要です。

合面講習会で一発合格を目指しましょう!